Journal: 情報処理学会論文誌
Volume:49
Number:12
Pages:3933-3941
Source URL:http://id.nii.ac.jp/1001/00009362/
ISSN:1882-7764
Published:2008-12-15
Publisher:情報処理学会
Keywords:文字認識 / 文字 / GUI / 文字入力
認識器における認識率改善の努力がなされる一方で,「100%の認識を実現することは不可能である」という前提に立った研究も始まっている.本論文では,認識器が認識に苦労する箇所についてユーザ側が妥協をする,という思想をもとに,可能な限り少ないユーザの負担で高い認識結果を得ることのできる着地点を探すための「歩み寄りインタフェース」を提案する.また,文字認識においてこの「歩み寄りインタフェース」の実装を行ったシステムを試作し,その評価を行うことで検証を行っている.